マジェスティックマジョリカル 感想(後半)
※後半ですがこの記事ぃは惣太郎だけ書くんで最後でもなんでもないです
壬生兄弟の弟を攻略してたときから、救いたい~~あまりにも救いのない人すぎる~~となった惣太郎お兄さん。攻略しました。
惣太郎√
この人がダントツに重い人生なんじゃなかろうか。(まだ未プレイのキャラ半分以上いますけど)
ラピスと初めて出会ったのが転校初日。この時から不思議な雰囲気を纏っていると主人公は感じていました。確かにその不思議な雰囲気は間違いではない…。でも物語を進むにつれて、それが段々「儚い人」「ほんとうにどっかいっちゃいそうな人」とラピスとココちゃんは感じている。うぬん…私はどっちかというと、惣太郎さんの纏う空気は、ぴったり止まっているような印象を受けました。
あまりにも人格否定されすぎて、うつに近い精神状態なのではないかと思えたんです。うつになりかけている人ってほとんど感情が無くなるんですよね。笑えなくなったり怒れなくなったり泣けなくなったり。惣太郎さんが家出して公園で見つけた時に、ラピスに寄り添って「もう少しこのままでいさせてください」といったシーンは、我ながらにも気持ちがキューと苦しくなりましたしキュンともなりました(どっちやねん)。この時ラピスは惣太郎さんの顔をみることができなかったけど「惣太郎さんが泣いているように見えた」と感知しています。しかし、実際にスチルに涙は出ていませんし、嗚咽も聞こえません。きっと惣太郎さんはこの時心情として泣いていたんだと思うのですが、通常ではない精神状態であるがために、感情は出ず、涙は出てなかったのだと思います。(と、私は解釈してます)
そのあとの遊園地や水族館デートはもろにそれが顕著に現れました。とはいえ、デートをして家庭から引きはがしてラピスちゃんの温かい気持ちにふれて、段々人間らしさ(?)を取り戻していく様子は見ていてこちらもホッとなりましたし、揺れる恋愛心の過程がしっかりわかってよかったなあと感じています。
惣太郎さんは、ラピスと出会って2回目くらいから「君は異世界にやってきたような雰囲気を身に纏っている」とハッキリ言っており、ラピスのジェム採取にも気づいていましたね。
多分ラピスが人間じゃないということをなんとなくわかっていたのでしょう、だから、生徒というフィルターではあまり見れなかったのではないのかなあと(思っています都合よく)
私は「上司×部下」「教師×生徒」ジャンルはあまり好きではないんですよ、もともと。それってただのセクハラじゃんって厭に捉えてしまう。それが心配でこのゲームをするのに正直躊躇っていたのですが、実際やってみると、ああ、惣太郎さんは普通の精神じゃないなコレ、もうラピスしかいない。しかもそもそも人間だと思ってないわ。。とわかったので、教師生徒という枠組みからはずして、二人の関係性をみることができました。いやあ、ありがてぇ、いや・・・ありがとう。私の地雷を解除してくれて。()
「私なら好きな相手には目をみて好きっていうんですけどね」ここのシーンかなりすこ。
そうなんだよなあ、惣太郎さんって意外としっかり自分の気持ちをぶつけるタイプ。でも最初はそうは見えないんですけどね。その意志のあるかんじが変化したなあと思えて萌えます。
エンドですけども!!一番よかったのはハッピーエンドなんですが、惣太郎さん√に限っては依存エンドも結構好きでした。記憶を失っててもラピスのことだけは覚えている。こんなのよすぎる~~~(/_;) 愛の感じる終わり方でこれもこれでよかった。。
はあ、というわけで、惣太郎さんにはかなり力を入れてめいいっぱい楽しんでしまいました。もとからこういうロン毛一途キャラ好きなんで、、余計にね。
よし、また次のキャラにいきましょか、気持ち切り替えて!すぐに次のキャラ攻略するよりは余韻に浸って満足してから次のキャラにいかないと気持ちがついていかないので、今から仕事をして余韻を終わらそうと思います。