Cendrillon palikA 綸燈ルート感想(ネタバレ有)

 

リンドウルート、クリアしました。

名前、漢字が一発で出てこないので、カタカナでいきますw

プレイ前から絶対に気に入るだろうなこのキャラ~~って思ってた人。儚げイケメン大人イケメンロン毛イケメンそんなの嫌いにならないはずないじゃないですか~~弱いんですよ~こういうキャラ~~~ああぁ^~~。絶対に休日にじっくり味わおう!!て思ってたキャラでした。


泣虎で見たリンドウの救えなささといい、リンドウルート突入からカシカとの繋がりがわかり、一気にサスペンス風味になりました(私の脳内が)

ハイリちゃんは「時計台に入りたい」とリンドウに言うわけですが、アッサリ了承され、針を動かします。


この時のテキストが、普通であれば「針を動かした」で済む話なのに「針を動かしてしまった」という表現になっていました。これは…なにかよくないことをしているということを何かしら示唆しているということでしょうか。と、思っていたら、リンドウから終盤あたりに「動かすと世界が滅びる」とハッキリ教えてくれましたね。


んでもって、彼はネクロフィリア(広義)でした。


そしてそれがわかった時にハイリちゃんは自分の記憶を無くします。この展開はおもろかった。今までやってきた乙女ゲームって、最初から主人公は幼い記憶を忘れていて~~~でも相手の男はそれを覚えてて~~~みたいな流ればっかりだったから、ゲームの中盤で記憶喪失になるパターンが今まで無かったので、すごく新鮮でわくわくしながら読めました。



リンドウの本当の趣味に関しては、あ~~やっぱりそんなかんじはしてた…ってかんじ。

けど、死体に美しさを見出すのはやっぱ痛い辛い思いをした少年時代の感情がまだ心の中にずっと根付いていて、それをコレクションを通して気持ちを昇華しているからかなあて。精神病院コースまったなしだなあと思いました。

カウセリングしてるんかなと思うくらいこれまでのキャラと比べて異質であることがよくわかるような、そんなルートでした。

記憶喪失後、本来であればすぐ殺せばよかった話でしたが、リンドウは生かしたまま、共同生活をします。ここからの過程がときめかせてくれましたね~。


結局リンドウは誰かに受け入れてもらいたかった。願いでも話していたように、分かってくれる人がほしかったんですよね。だから、ハイリちゃんに無意識を救いを求めていたんだと思います。




ここのシーンはよかった。はじめて、リンドウが気持ちを昇華できたシーンかなあ。





少し気になったのが、リンドウルートはネタバレルートであり、攻略制限ががっちりかかっているのにも関わらず、以下の点に関してはまだわかりませんでした

・なぜ蝶が突然集まり始めたのか(カシカは俺じゃないと否定しているし、リンドウが序盤あたりに蝶に集まっておいでというシーンがありますがそれにしては集まりすぎじゃない?)

・リンドウがハイリちゃんを好きになっていく過程はわかったけど、ハイリちゃんがリンドウに惹かれていく過程がよくわからなかった(一度記憶喪失になっている分、大人のお世辞とか小手先の口説きで得たトキメキとかはもう吹っ飛んでると思うんですよね)


蝶の件は、エマとカシカルートでわかるのかなあ~と期待。





エンドですが、両方のエンドでリンドウは「愛している」と最大級の重い愛を伝えます。リンドウらしくていいね…、展開はハッピーエンドのほうが好きですけど、スチルは狂ったエンド(名前ちがw)のほうが好きです。




あと、生きている君をこれから見ていたいという考え方に変わったの、すごいいいなと思いました。ネクロフィリアをそこまで考え方変わらせられるハイリちゃんやべーーやべーーってずっと言ってた。でもリンドウの言う死生観って一理あるなあって思いませんか。そこがやっぱ完全に憎めないというか。ここのセリフ、かな~~り好きです!


次はシエンルートをやろうと思います。では皆さんまた('ω')ノ

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